前のブログにも少し書きましたが、弘前大学の卒業生の方、もう少し詳しく言うと、私の講義連絡用ツィッターのプロフィール画像の左側で頭を抱えている方(笑)と会うことになっていました。当初、埼玉在住のもう一人の同級生の方と会う予定だったのですが、そちらの方の都合が悪くなったので、二人で集まる形になりました。
この方の学年は、私が弘前に赴任した4月に入学した、いわば同級生です。他の方々は順調に4年で卒業したのですが、私は8年かけてようやく弘前大学を卒業したことになります(笑) 初めての大学で一緒にうろうろしたせいか(笑)、割と多くの方と打ち解けることができた学年でした。私のドSぶりも早々と知れわたってしまい、ゼミ生は一人も来なかったのですが(笑)、その分、広い範囲でお付き合いができたともいえるのかもしれません。
今日、お目にかかった方は、先週に会食したニシザワゼミ1期生のお二人にも可愛がられていて、私がゼミ生のお二人を食事に誘うと、あの子も連れて行っていいですか? という話になって、よく一緒にご飯に行ったりしていたうえ、4年生のときは1年間の実習に行く学校が、私の担当校だったりもしたので、在学中からお話する機会が多くありました。さらに、卒業後、千葉に住むことになったので、私が帰省ししたときの卒業生の皆さんとの集まりでも、予定を取りまとめたり、お店を予約したり、いろいろと気を使ってくださっていました。
昨年、卒業生の方々と集まった時も、連絡を取り合って働いてくださったのですが、当日、体調を崩されてしまったので、お目にかかるのは2年ぶり、私が大学を移ってからは初めてということになりました。
東京駅で待ち合わせをして、予約していただいた八重洲口のグランリーフの中のカフェでランチをとり、2時間ほどお話しました。向かい合って席について、まじっと顔を見合わせたとき、センセイ、変わってないですね、と、言われて、いやいや、結構トシをとって体力が落ちているんだけどね、と答えました(笑)
私のほうからみたその方も、卒業して、社会に出て、ご結婚もされて、ということで、服装や、立ち居振る舞いや、言葉遣いが、オトナになったかなあ、と、お目にかかった最初は思うのですが、話が始まってお知り合いの消息などを知らせあっているうちに、すっかり、大学に居た頃と変わらない感じがしてきました。
卒業生の方にお目にかかるとき、久しぶりに会うのだから、お仕事はどう? ご家族はどう? というような、常識ある社会人が気にかけるような近況をきちんと聞くよう心がけよう(笑)、と、最初は思うのですが、ほぐれてくると、学生時代と同じような他愛もない話をしてしまい、後から、他の人に、○○さんに会ったよ、というような話をするときに、肝心のことを聞いていなかったと気づくことがよくあります。
今回も、しょっちゅう会っていたときのように、まったりとリラックスしたペースになり、身の回りの些事や、面白かった出来事などを話している時間が長かったように思います(笑) まあ、私が、仕事のことなどを事細かに尋ね始めて、それらしい訓戒などしはじめたら、どうしたんですか、センセイ、体調でも悪いんですか?などと、逆に心配されるかもしれませんが(笑)
それでも、そんな言葉の端々に、たぶん大変なこともあるのだろうけど、暮らしの何気ない出来ごとを楽しもうとしている風情があって、そういう風に日々を過ごしているようでよかったなあ、と、思いました。
ともあれ、楽しいひと時を過ごすことができました。 また、お目にかかるのを楽しみにしております。