2015年11月3日火曜日

青森の旅 (2) 楽しい集まり

第1日目の夜は、これまでさんざん騒いでいた(笑) ゼミの卒業生の方々との会食の予定が入っていました。三内丸山遺跡の見学を終え、青森市内に戻り、ホテルにチェックインすると、フロントで、500 円プラスでツインの部屋にできますけど、と言われ、まあ、深夜戻ってきて一泊するだけではあるけど、と思いながらも変更してもらいました。すると、周りの部屋のほとんどは、中国からの観光客とおぼしき人たちで、あ、そういうことだったのか、と、テンションが下がりかけたのですが、いたって静かで、その点は安心しました。部屋を出ようとしたとき、来週、東京で会う予定になっている卒業生の方からメールが来ました。 この日に会う方々の2年後輩で、よく知っている仲なので、これからお二人に会ってきます、と自慢を付記して(笑)返信しました。

少し早めにホテルを出、街をぶらぶらしました。駅の付近で旅行用品を買って、まだ時間があるからお茶でも飲もうか、と、思っていたとき、先ほど返信したまま携帯電話をホテルの部屋に忘れてきたことに気づきました。さすがに待ち合わせで携帯電話が無いのはまずいし、まだ時間があるから、と、少し急いでホテルに引き返して携帯電話を持ち出し、それでも時間があったので、チャンドラによってケーキセットを頼もうとしたら、17:00 でティータイムが終わっています、と言われて時計をみたら 17:05 くらいで(笑)、ふてぶてコーヒーとケーキを単品で頼むことになったのですが、頼んだブルーベリータルトが美味しかったのであっさり機嫌を直しました(笑)。

時間が近づいてきたので待ち合わせ場所の青森駅に行くと、9月にもお目にかかった卒業生の方はもうすでにいらしていました。また少しお腹が大きくなり、赤ちゃんも順調に成長しているようです。ほどなく、もう一人の卒業生の方も現れたのですが、会うなり、あ、やっぱりセンセイだった、さっき、駅の近くで私を追い越したのに気づきませんでしたか? と、聞かれました。もう、薄暗かったうえに、忘れ物をして慌てていたし、久しぶりに会うその方が、以前のショートカットに比べて髪を伸ばしていたし、と、いろいろ言い訳をしても、普段、いかにも可愛がっているようなことを言っているのに、面目ないことです(汗) 最初に気づいていたら、一緒にお茶してお話できたのにと思うと、ちょっと残念でした。

予約を入れていただいた隠れ家的な洒落たお店の半個室に落ち着きました。お腹に赤ちゃんがいる方と、もともと飲めない私はソフトドリンクだったので、もう一人の方も何となくそうなって、飲み屋さんで誰も飲まないことになってしまいましたが、アルコールで座をほぐす必要がないメンバーでもあるので(笑)、さっそくお互いの近況を知らせ合い、いたって和やかに話をしました。

茶化し合ったり、からかったりしているのに、一人が席を外すと、もう一人の方が、○○(席を外した方の名前)、赤ちゃんができて本当によかったですね、と私に向かって言い、 次に、そちらの方が席を立つと、帰ってきた方が、○○○(今度、席をはずした方の名前)、教採に受かって本当によかったですね、と言う、という感じで、お互い、相手のことを喜んでいる仲のよさが、いいなあ、と思いました。 お二人が私のゼミに配属になったことで、何となく、私もその中におさまって、すっかりその気になり、ブログにも再三書いたように猛烈なおせっかいを焼いては、指導教員バカ全開で狂態を演じていたわけですが(笑)、そうやって関わりあうことができたのは、本当に幸運なことだったと思います。

話は尽きないのですが、夜も更けてきたのでお開きにし、レジで会計しようとすると、お店の人から、もう既にいただいてますよ、と言われました。しまった、ひょっとして、さっき席を立っていたのはそのせいだったのかもしれない、ほっこりしている場合ではなかった、と思っても後の祭りで、今日は君たちのお祝いなんだから、と言っても、センセイは青森観光に来たようなことを言っているけど、私達的には、本当は私達に会うためにいらっしゃったんだと思ってますからね、その分くらいは出します、と、結局受け取ってもらえず、さらに、明日、弘前に行く、という話をすると、今晩青森に泊まって明日五所川原に帰る予定の方が、回り道して車で送ってくださることになり、勇んでお祝いに来たつもりが、すっかり面倒を見ていただくことになって、再び、面目を完全に失墜してしまいました(笑) 

ともあれ、春から、お二人が、それぞれの新しいステップを踏み出すことになる、その時期に集まることができて、嬉しく思いました。  また、集まれるよう、ときどきは青森に行く機会を作ろうと思います。

そのときは、私がセンセイぶる機会は与えてください(笑)