5校訪問するうちの4校まで日程が決まったのですが、最後の1校の訪問日を決める前に、実習生の方と打ち合わせておいたほうがよいことがあったので、昨日の夜、その件で確認をして、今日、先方に連絡をとることにしました。
学期は始まっていても、私の初授業は金曜日なので、火曜日にゼミを入れたとしても、水、木のどちらかは自宅にいることができるかと甘い期待を抱いていたのですが、見事に費えました(笑) 4日に連合教授会で、5日に遊びに出かけていたので、ここしばらく、自宅にいる日がなくなってしまいました。食材が冷蔵庫にあれば、帰りが遅くてもしぶしぶ料理くらいはするのですが、さすがに、大学に行った日、夜の帰りがけに買い物して、帰宅後に料理して食べるほどの気力はなくなるので、ずるずると外食続きになってしまいます(笑) 今日の朝食もファミレスのモーニングセットとなり、そのまま、ぐずぐずとしてしまい、当初の目論みよりも大学に行くのが遅れてしまいました(笑)
少し、他の用事を片付けて、昼過ぎに訪問先の学校にお電話を差し上げると、実習を担当される先生がお出になり、ご挨拶をして、こちらの予定をお知らせすると、他の先生方の予定を確認して、また連絡します、ということでしたので、よろしくお願いします、と、電話を終わりました。
根が心配性なもので、そうなると、自分がいないときに連絡が来てしまったら、また、決まるのが遅れてしまうなあ、と、何となく研究室から離れることができなくなり、建物が違う事務室に行く用事に着手できなくなってしまいます。
とりあえず明日からの講義の準備を始めることにして、何気なく、現時点での登録者を見ると、2年次の選択必修の代数学の履修者が 40 名近くになっていました。 これは、別に、絶大な人気があるから、ということではなく(笑)、 講義要項やツィッターなどで、来年度、3年になって私のゼミに来る可能性が少しでもある方は履修するように、と、プレッシャーをかけていたからでした。 昨年度、卒業研究をやってみて、1年半のうちのかなりを教育実習に割かれる状態で群論の最初からゼミを行ってそれなりのところまで到達するのは、至難の業だということを痛感したからなのですが、数学専修の学生数と教員数を考えると、ほぼ均等配分しなければゼミが成立しないので、皆が志望したところに入るわけではなく、そういう意味では、全ての学生さんが私のゼミに来る可能性がゼロではないわけです。しかも、この科目は半期で週2コマ行うので、来年度、そのうちの1コマでも3年次の必修科目と重なってしまうと履修できなくなってしまうので、皆さん、取らざるを得なくなってしまったのでしょう。あまり、こういうプレッシャーをかけるのは好きではないのですが、他に妙案が思いつかないので、とりあえず、今年度はそういう形で行ってみようと思います。昨年度、赴任早々に行った講義は、異様に早い半減期で履修者が減っていったので(笑)、今後、どうなるかは、楽しみなような、怖いような、複雑な気持ちです。
あと、明日から、いよいよ、1年の講義も始まります。私の講義する最初のコマが、「数学基礎」という、論理・集合・写像などを扱う講義で、いきなり命題論理という抽象論で始まるのに、加えて、ニシザワセンセイの高速板書、高速説明の洗礼を受ける、ということになります(笑) こちらも、まずは、脅し文句満載(笑)のハンドアウトを作成し、その後、昨年の講義ノートを見返して、もっと上手く説明できそうなところを訂正していました。
結局、電話は来ないままで夜になったので、授業準備のキリがついたところで帰宅しました。