2015年4月16日木曜日

難易度が高すぎる

ということで、鎌ヶ谷への遠征第1回の日でした。

10:00 から学校にお邪魔する予定で、その 10 分前に学校の正門前で実習の学生さんと待ち合わせをすることになっていました。大学から配布された書類に書いてある最寄り駅に、9:20 に到着して、余裕だなあ、と、思っていたのですが、駅を出るとロータリー的なものが全然無い路地でした。地図を見たらわかりにくそうな場所を2キロ程度歩かなければならなかったので、方向音痴の私には絶対に無理だからタクシーで行こうと考えていたのですが、周辺をうろうろしても、止まっていそうな場所は見つからず、通りかかったタクシーを止めようとしたら、予約がある車のようでスルーされてしまい、10 分ほど時間を使ってしまいました。これはもはや自分で歩くしかないか、2 km 程度なので、うまくいけば 20 分くらいで何とかなるだろう、と、覚悟を決めました。

プリントアウトしておいた地図を眺めながら歩き続けても、覚束ないままです。住宅地が延々と続いているので目印になるようなものが見つからないうえ、ときどき、アパートやマンションなどがあり、小学校くらいの建物がわかるほどの見晴ではありません。少し広めの敷地があるのでそれかと思ったら、何かの工場だったりします。地図では近づいているはずなのだけどなあ、と、思ってうろうろしているうち、刻々と時間が迫ってきます。またもや、通りかかりの方に教えていただこうとお願いすると、うーん、その小学校はあっちなのですけど複雑なので道順の説明が難しいですねえ、とりあえず、そちらの方向に歩いてみてください、と、いうような、方向音痴な私にとっては絶望的な返事でした。しょうがないので、そちらの方向に歩いているうちに、約束の 9:50 は迫ってきて、いよいよ焦ってきたのですが、やはり、わからず、結局、そのあと、もう2人の方に道を聞くことになってしまいました。いくら方向音痴でも、1日に3人の方に道を聞いたのは人生初でした(笑)

そうこうしている間に 9:50 は過ぎてしまい、携帯電話を見ると、実習生の方から何度か、今どこにいますか、というメールが来ていました。道に迷っているけどたぶん近くにはいるから、あともう少しで行けると思うから、と、電話をして、最後の方に教えていただいた、本当にこれで合っているのか、というような物凄い細い路地を抜け出てぶつかった道に、ようやく小学校への方向を知らせる看板が見えました。

春のうららかな陽光の中、スーツに革靴でダッシュをする羽目になり、汗だくでその学校らしきところが見えてくると、実習生の方が校門前で手を振っていたので、駆け寄って謝りながら、学校に入りました。結局、10:02 くらいに着くことになってしまい、40 分以上迷っていたことになります。

そのまま、学校にお邪魔してご挨拶したのですが、今回は、偶然、実習生の方の部活の先輩が教務主任の先生で、実習の面倒を見て下さることになるそうで、コンタクトはとりやすそうで、お二人で打ち合わせが進み、私は、年甲斐もなく走ったあとで息を切らせて汗をぬぐいながら、いらっしゃた校長先生や教頭先生に、よろしくお願いします、と言っているだけで、相変わらず、居ても役には立っていなかったようです(笑) ご挨拶を終えて、お暇しようと玄関で靴を履いていたら、校長先生が駆け寄ってきて、これ、お忘れ物です、と、私が落としてしまっていた、汗をぬぐっていたハンカチを渡してくださいました(笑)

実習生の学生さんは近所に住んでいるので、帰るときに交通手段を聞いてみたら、大学からの書類で最寄り駅になっていた、朝に降りた駅よりひとつ前の、新京成と東部線が交わる駅からならばタクシーもあるし、歩いても近いくらいなので、そちらに行ったほうがよいです、とのことでした。 道順を聞こうとすると、やはり、目印になるものが少ないようで、相当、説明に苦労していて、プリントアウトしておいた地図を出すと、あれ、この地図もわかりにくいですねえ、と、言っていました。どうやら、朝は、相当な悪条件の中で戦っていたようです。最寄り駅もわかっているし、グーグルマップもプリントアウトしたし、と、安心していたのですが、最初から、交通の様子を聞いておけばよかったようです。

普段、時間にはうるさいほうなので、自分が遅れてしまうと自己嫌悪になってしまいます。向こうの先生方にも、実習生の方にも、心配させてしまったかなあ、と、思うと、 申し訳ない気持ちで、うまくいかなかったなあ、と、落ち込みながら帰途につきました。

研究授業に行くときは少しはまともになっているとは思うのですが、まったく自信がありません。というか、その前に、鎌ヶ谷のあと2つの別の学校にご挨拶に伺うことになっているのですが、そちらも、無事着けるのか、いよいよ不安が募っています。

来年度からは、最寄り駅で、実習生の方と待ち合わせするようにします(笑)