2014年8月1日金曜日

へたばっているのでとりとめのない調子で

残っていた1教科の試験が終わり、これで春学期の講義の日程が終了しました。

この前の春休みは休みではなかった、というか、むしろ、かつてないほど忙しく動き回らなければならなかった(笑)ので、半年ぶりくらいに長いスパンでの休みが取れることになります。

普段、決まった仕事をしているときは慣性の法則が働いてなんとか保っていたのですが、急に予定外の動きをしなければならなくなって、120 %の力が必要になるとすぐにへばってしまう感じで、やっぱり、金属疲労しているのだなあ、と、しんどくなってきたところでした。劇的なスパートを見せることはできませんでしたが、よたよたしながらでも、立ち止まらないでゴールにたどりついたのは何よりでした(笑)

毎日を過ごすのがやっとでしたので、夏休みに何をするか考える余裕がありませんでした。まずは4,5日か1週間くらい、何も考えずにぼっとして、その後、とりあえず必要なものだけを取り出して片肺飛行でスタートしてしまったので、自宅も、研究室も、整理しなおさなければならないかなあ、と考えています。予定を見て出張したりもしたいのですが、これから計画を立てて間に合うかどうかが問題です。

などという前に、休みに入るまでにやらなければならないこともあるのでした。オープンキャンパスもありますし、成績もつけなければなりません。3年生の代数学特論の講義のレポートの締切りを8月5日にしていて、その日から、今日の試験の答案を1年生に返却する形になりますので、成績に関して目処がつくのはその辺になりそうです。

レポートの締切りを8月にすると、締切りがまだ先のうちは感謝されるのですが、学期末が近づくにつれ、本当にこれは自分たちにとって優しい措置だったのかどうか、という疑いが大きくなってくるようです(笑) 今回、3週間ほど前に最後のレポートを出題したら、この時期にレポートを出すなんて、センセイって軽くS入っていますね、と言われました。内心、軽く、ではなく、ドS です、と、思いながら、にこやかに肯いておきました(笑)

以前、弘前にいたときも、3年生のレポートの締切りを8月に入ってからにしたことがあって、そのときは、締切り直前に、学生さん達が断末魔の悲鳴を上げているのを尻目に、じゃあ、僕はねぷたを見にいくから、と、帰宅の途につこうとして大顰蹙をかいました。

・・・と、書いたところで思い出したのですが、弘前は今日からねぷたですね。出来合いではない本当の伝統、北国の夏の高まりの切実さが、本当に感動的でした。コースの近所に住んでいたので、昨年までは、出張していないときはほぼ毎日見に行っていて、夏といえばねぷた、という体質になりかかっていたときに、ふらっと出てきてしまったので、今年から見られないのが何となく物足りない気がします。

明日は、弘前のときのゼミの卒業生の方と会うことになっています。とても楽しみです。