2014年6月9日月曜日

電柱を数えるのにも飽きた?

46 歳になったわけですが、だんだん諦めの境地に達してきて(笑)、誕生日に対する反応が鈍くなりつつあります。たぶん、次に大騒ぎするのは 50 歳に近づいたときなのでしょう。

とはいうものの、何はともあれ、つつがなく誕生日を迎えられたのはめでたいことです。昨年の今頃は大学を移るとは夢にも考えていず、あなたは1年後に埼玉県に住んでいますよ、と言われても信じなかっただろうと思うくらいに、思いもかけない1年を過ごしたわけですから。

改めて考えると、一生のうちで何度か、という変化だったはずなのですが、ばたばたしているうちにいつの間にか過ぎ去っていて、気がつくと、ついこの前まで知らなかった場所での生活が、徐々に日常になりつつあるような気がします。このことが、どういう意味を持っていたのかは、これから、じわじわとわかってくることになるのでしょう。

今日は、いつものように朝から3コマ授業でした。午前の講義が終わり、昼休みに、出勤時コンビニで買っておいたサンドイッチを食べて、午後の準備をしていると、窓の外でクラッカーが鳴り、ハッピー・バースディの歌が聞こえてきました。もちろん、私の誕生日を知っている方は今の生活圏内にはいないので、どうしたのかと思って外をみてみたら、学生さん同士で、友達へのサプライズのお祝いをしていました。どうやら、キャンパスの中で、同じ誕生日の方がいることは確かなようです(笑)

午後の授業が始まる直前に、土砂降り、というか、ゲリラ豪雨、と言ったほうがよい天候になりました。教室に行くには、外に出てキャンパスの端から端まで歩かなければならないので、さすがに躊躇して5分ほど待ったのですが、一向にやむ気配がなく、覚悟を決めて歩き出したのですが、傘も役に立たないほどで、歩いて2,3分の間にぐしょ濡れになってしまい、そのまま授業をする破目になりました。そんな授業も何とか終え、3コマ分の講義のホームページを更新して、さすがに疲れたので、途中で一人で外食をして帰宅しました。

もはや誕生日の雰囲気は欠片もない1日になってしまったなあ、と思って、ふと、携帯電話をみると、弘前のときの卒業生の方からお祝いメールが来ていました。忘れないでいてくださった方がいるのは、本当に有難いことです。

例年通り、私と同じ誕生日のミック・グッドリックの "In Pas(s)ing" をかけています。6月9日生まれのギタリストには、あと、もうひとり、レス・ポールがいるのですが、彼名義のアルバムは持っていないので、パット・マルティノのアルバム "All sides now" で客演した1曲 "I'm confessin'"  を聴いてみたりもしました。

後は、やはり、今日が誕生日だったはずの大久保嘉人選手の、ワールドカップでの活躍をお祈りしたいと思います(笑)