2015年9月15日火曜日

いろいろあった1週間

前回の更新から1週間ほどしか経っていませんが、その間、自分のことも、世の中のことも慌ただしく過ぎ、ブログを書くのが追いつかないほどでした(若干、言い訳が混ざっております)。 とりあえず、この1週間の要約です。

  • 前回の更新のときも断続的に降っていた雨がそのまま降り続き、挙句の果てに台風の接近と重なり、雨雲が長いこと越谷上空に居座り、大豪雨になってしまいました。私の住んでいる付近は被害はなかったのですが(とはいえ、自宅マンションのすぐ横の、ふだんは底のほうに少しだけしか水が流れていないのどかな水路があと 10cm ほどで溢れそうになり、ヒヤヒヤさせられました)、市の北のほうは大変で、大学の最寄駅は駅前のロータリーが池になり、付近に下宿している学生さん達は浸水が始まるのではないかと眠れない夜を過ごしたようです。さらに北のせんげん台駅は、駅まで冠水して、その様子が頻繁にテレビで報道されていました。それでも、川の堤防から水があふれずに終わり、それ以上の深刻な事態は免れました。茨城県で、堤防が決壊したところは比べ物にならないくらい大変なことになってしまいました。被害に遭われた方々が、一日も早く、元の暮らしが戻ることをささやかながらお祈りしております。
  •  豪雨の日、ちょうど、教育実習に行っている学生さんの授業を参観する予定だったのですが、武蔵野線に乗ろうと南越谷駅に行くと、駅前に人が充満していて、何かと思って確かめてみると、南越谷と東川口の間の線路が水に浸かって運転ができなくなったとのことで、復旧を待っても間に合いそうもなく、なかなか来ないバスもタクシーも物凄い長蛇の列で、1,2時間平気で経ってしまいそうなので、結局、実習校にお詫びとお断りを入れて、参観を中止しました。その学生さんだけ、授業を見ないで終わってしまうのは、少しお気の毒なような気もするのですが。
  •  豪雨が終わった翌日から、秋学期の授業が始まりました。初日は代数学の演習と線形代数だったのですが、演習のほうは、昨年の受講者が8人だったのが、今年は 22 人ほどいるので、方法を変えることにしましたし、線形代数のほうは、今年度から行列を知らない学生さん達が受講することになるので、昨年度と同じ講義をするわけにはいきません。授業開始前の数日は大学で準備する時間を作る予定だったのが、外出するのが考えられないくらいの雨が続いたので、自宅に持って帰った本しか参照できずに満足がいかない状態だったので、豪雨の影響で休講にならないかと不届きな期待をしていたら、綺麗に晴れて水も引いたようなので、早朝に大学に行って慌てて追加の準備をし、綱渡りで1日目を終えました。
  • その翌日から京産大での学会のために出張しました。初日の朝から無限可積分系セッションがあるため前日に京都入りしたので、その午後は久しぶりに少し街歩きをしてみました。学会では、いくつか興味深い講演も聞けましたし、専門が違うお知り合いの方ともすれ違う機会もあって、面白かったです。
・・・ということで、学会から帰宅して、落ち着いたところです。先週の大雨が嘘のような静けさで、いつの間にか、虫の声があちこちで聴こえるようになっていました。

明日は、また、1コマ目から授業です(笑)