今週末は関東近辺の、月末は東北地方の教員採用1次試験ですね。関係の皆様、ご健闘をお祈りしております。
普段、卒業生や現役のゼミ生の方々の受験に際しては 、頑張れ!! やるんだ!! そうだ!! 君ならできる!! と煽り立てて、お前は松岡修造か、という状態になっている上に、落とされることにはちょっとした経験値があるので(笑) いいか、倍率 100 倍でも、100 回受ければ何とかなる、嘘だと思うなら目の前のオジサンを見なさい、と(笑)、学生さん達の大抵の弱音は封じ込めてしまっています。私の母親のよく言う言葉に、
頑張れ、と言う人は、大抵、頑張っていない
というのがあるのですが、それを地でいっているわけです(笑)
ところが、今年は、卒業生やゼミ生の方々のうちで、大変だろうし、精神的にきついだろうし、これで、さらに頑張れ、というのは、酷だし、白々しいのかな、という気すらする状況になってしまった方も何人かいらっしゃって、そうなると、松岡修造もどきのメッキがすぐに剥げて、世の中にはもっといい加減に都合よく生きている奴もいっぱいいるのに、何でこんないい子たちが大変な思いをしなければならないんだ、と、憤慨したり、悲嘆したりしがちになってしまっています。
当の本人達は、気持ちを奮い立たせて、今やるべきことと向き合っているのでしょうから、そうやって騒ぎ立てるのは、私の安っぽい感傷に過ぎないのですが。
どうやら、今まで、私が願ったり、祈ったりしても、拙くて、どこにも届かず、役立たなかったようですが、それでも、うまくいくように、いつでも応援しています。