2015年1月10日土曜日

冬の川辺を歩く

用事が済んで昼過ぎに大学を出たら、風は冷たいものの気持ちのよい快晴だったので、ひとつ前の駅で降り、ビルの2階に食べ物屋さんが並んでいる中のカフェでランチを食べた後、元荒川沿いを歩いてみることにしました。

やたら散歩をするだけでスポーツクラブやジム通いをするわけではないのに、昨年までは1年のうち3ヶ月ほどは雪の中ですっかり引きこもってその季節は運動不足になっていたので、冬でもこうしてぶらぶらできるのは助かります。


まさに関東平野、という、まっ平らな景色です。コートの下は厚手のジャケットとベストといういでたちで歩いていたら、10 分ほどで、汗ばんできました。








快晴でも、風が相当強かったので、余り人影がありませんでした。水面も波立っていて、カモもバランスをとるのが大変そうでした。









しらこばと橋をくぐったところで川沿いの道から離れ、町中に入りました。









と、ここまではよかったのですが、この川は、歩き始めたところでは南へと流れていたのが、この地点ではほぼ東向きへと蛇行する、という、方向音痴には難儀なことになっているのに気づいていませんでした(笑) さらに、ここから自宅方面に行こうとすると、途中、メーカーの倉庫や工場などが並んでいる地域を通り抜けることになるのですが、そういう風景になれていないもので、すべてが同じように見えてどちらに進んでいるかわからなくなります。

というと、焦っていたように見えるかもしれませんが、私のよくないところで、道に迷うことを楽しんでしまう傾向があります。勿論、急いでいたり、危険だったり、というときはそうもいってられないのですが、そうでもない上、ものすごく大雑把な地理は頭に入っているので、最悪、南にいけばどこかで JR武蔵野線にはぶつかるだろうし、そうしたら西に行けばいいんだろ、と、いう高のくくり方をしてしまいます。方向音痴が治らないわけです(笑)

出鱈目に歩いていたら、驚いたことに、最短経路で馴染みのある場所に出ていました。おろおろしなくてよかったというべきか、散歩というには物足りないというべきか、微妙な心境でした(笑)