朝、起きてみると、24 ℃くらいで、涼しいというより肌寒く、用意していた半袖シャツを慌てて長袖に変更して出発しました。久しぶりに東海道新幹線に乗り、寝ようとして、東北新幹線と違って、背もたれに枕(?)がないことを思い出しました(笑)
着いたのが 13:00 頃で、まずはきしめんでも食べようかなあ、と、その手のお店をのぞいてみるとどこも混んでいて、結局、大して名古屋らしくもないお寿司(笑)を食べることになりました。
とりあえず宿に荷物を預けようと栄に向かいました。どこに泊まるか調べていたとき、4,5年前に泊まった場所に、経営者が変わったらしく違う名前になったホテルがあるのを見つけました。新しい名前のチェーンは他の場所でよく使っていてそれらはかなり綺麗でしたし、以前のホテルはその当時でも相当古かったので、代替わりするときに室内の改装くらいはしただろう、と、予約したのですが、到着したときに当てが外れたことを思い知らされました(笑) 昼過ぎでさすがに蒸し暑くなってきて、早めにチェックインできたら半袖に着替られるかと思ったのですが部屋には入れなかったので、荷物だけ預け、しばらく街をぶらぶらすることにしました。ロビーで慌てて手提げに荷物を詰め込んでデジカメを忘れてしまい、写真が撮れませんでしたのでご了承ください(笑)
まずは定番の名古屋城ですが、以前行った時のことをすっかり忘れていて、「名城公園」という駅が最寄り駅だろうと勘違いし、地下鉄で一駅ほど乗り越してしまいました。さほどの距離はなかったので、そこから歩いて引き返せましたが。
お城の敷地に入ると、オリンピックに合わせたのかどうか、以前からの天守閣に加え、御殿も復元するようで、すでに完成した部分が公開されていたので見学しました。 手提げを持っている観光客に、係員さんが、(木造の)敷居や壁にぶつけて傷つけないように前に抱えて見学してください、と呼びかけていて、ついつい気になってしまい、いささか落ち着かない気分でした。
復元された天守閣をのぞいたときは、以前と違い、お城を作るときに使役されてた外様大名に感情移入していることに気づきました。昨年度まで、こんなご時世の地方国立大学にいたせいかもしれません(笑) ここのところ、手が伸びる時代小説はこんな本やこんな本だった、と苦笑しました。
時間に余裕があったので、やはり以前に訪れたことがある徳川園と徳川美術館に行ってみようという気になりました。お城を出がけに、料金所の表示が目に入り、名古屋城と徳川園の共通入場券があるのに気づき、こんなことならばそちらを購入すればよかった、と、そのときは思いました。
徳川園へはお城からの直通のバスもあったのですが、何となく地下鉄で行くことにしました。ところが、地図では大したことないように見えた駅からの距離が思ったよりあり、さらに、さすがに名古屋の夏の午後なので、腕まくりしても長袖のシャツでは相当暑くなってきました。ようやく着いたと思ったら・・・
休館日でした(笑)
確かに、月曜日なので、そういう可能性は高かったなあ、と、後から反省しました。
まあ、共通入場券を買わなくてよかったとはいえるのですが(笑)
夕方になりかけていたので街歩きを終わりにしてホテルにチェックインしました。割り当てられた部屋の窓の外は隣にぴったりビルが密着していて、まだ外には日が残っていたのに室内は真っ暗でした(笑)
たぶん、次からこのホテルは泊まらないと思います(笑)
しばらく経って夕食に出るときに半袖で外に出てみると、意外なことにすでに涼しくなっていて長袖でもよかったくらいでした(笑) 栄は、地上よりも地下街のほうが土地勘(?)が残っているので、以前によく行った、食堂が並んでいた一角に行くことにしました。すると、かなりの店のシャッターが下りていて、よく見ると、もうすぐその辺一帯のリニューアルが始まるようです。
それでも、空いている数件のお店のうちのとんかつ屋さんで、味噌だれのカツ定食を注文し、辛うじて名古屋に出かけた気分になりました(笑)