ここ数日、例のオーバーヒート気味になって頭痛が続いていたので、ブログをお休みしていました。若い頃と違って(などと書くのはちょっと悔しいのですが(笑))、急上昇からの急降下、みたいに急に熱が出たりすることがなくなったのを幸いに、予兆が出たくらいのうちからセーブしたので、ダメージが大きくない段階で治まったようです。来週は広島に学会出張なので、その前に寝込んだりしなくてすんだのには安心しました。
その間、秋学期の最初の一週が終わり、とりあえずどの講義や演習も1回目は終えたことになります。
何の情報も着ていなかった水曜日1時限目の基礎演習について、当初、時間割にいろいろな先生のお名前もあったので、これはオムニバスかな? と自分に都合のよい予測をしていたのがどうやら違って、半期びっしりと担当しなければならないことに気づき、更に、同じ名前の演習が何教室にもわたって行われるようだし、何かやることが決まっていて、そのやり方についてそのうち指示が来るだろう、と、再び自分に都合のよい予測をしていたら、すべての企画・立案をして、演習らしいことをしなければならないことが、直前になって判明し、しかも、担当する演習には、すでに「算数における専門性」というタイトルがつけられていました(笑)
どうしようかなあ、と、痛む頭で(笑)数日間考えて、以前の大学の、「小学校専門数学」という講義でやったようなことを拡大し、あのときは、どちらかというと私が一方的にネタを提供した形だったものを、受講する方々に、児童から興味をもたれそうな話題を考えていただくという形の演習にすることにしました。
手を動かして考えるなんて人に見られないところですればいいことだろ、とか、みんなで話し合う、とかいうより先に、一人ひとりが脳みそに汗をかくくらい考えたほうがいいんじゃないの、とか言いたくなってしまうので(爆)、演習の担当、というのは実はあまり得意ではありません。モンカショーが大好きなアクティブ・ラーニング、というのは、肌に合わないところがあり(笑)、前任の大学でFD委員長をしたときに心がもやもやするのを抑えるのに苦労しました(笑) これは演習で君たちが考える時間だから自発的に動かなければ駄目だからねえ、と、細々としたお膳立てをしないで放り出してしまうので、これからどうなるのか、大いに不安ではあります(笑)
さらに、「小学校専門数学」の講義では、大半の受講者の方々が前のめりになって聴いてくれて、そのよいイメージが頭の中にこびりついているので、少し躓いても、大きく響いて、あれ、やっぱり駄目だ、と思ってしまいそうなのも不安材料ではあります。
水曜日の昼過ぎから数学専修の教室会議があり、その中で、学部の中の将来構想委員会という委員会を拡充することになり、今まで学部全体で数名だったのを各専修から一人ずつ委員を出すそうだけど誰にしようか、という話がでて、これから長いこと勤める方がいいでしょう、ということになってしまい、急遽、10 月から委員をやることになりました。1年目は委員をしなくてよさそうだと安閑としていたのが、突然、覆ってしまいました。 しかも、第1回目は、何もないと思ってまたもやライブに行こうとチケットも取っていた日でした。開演が 19:00 なので、18:00 頃に大学を出れば間に合うと思うのですが、16:20 開始の会議がそれまでに終わるか、極めて微妙なところです。
4年生の卒業研究は、9月、10月に中・高の教育実習が入っているので、足並みがなかなか揃いません。来週からは私が学会出張してしまうので、今、実習している人は本格的にゼミが始まるのが 10 月に入ってからになってしまいますし、9月に出席できた方はこれから実習になってしまいます。
とりあえず、今年度配属の4年生4人のうちの3人は、いちおうの流れは打ち合わせていて、最低限のクリアラインも決めておいたのですが、それはあくまでも「最低限」で、さすがにもう少し上乗せできるだろう、と、踏んでいたのですが、そのラインを達成するのも綱渡りになりそうです。残りの1名は、もっと勉強してからテーマを決めたい、というので、夏休み中に決めて秋学期の初めにはそれを見据えて動かないと間に合わないよ、と言っておいたのが、2回続けて連絡なしに欠席しています。逆算すると、あとは本人が超人的に頑張らないと間に合わないのですが。
オーバーヒートの頭痛のほうは治まってきたのですが、いろいろと違う意味での頭痛が始まりそうで、これからブログにもグチが増えそうな(笑)、今日この頃です