2016年8月1日月曜日

7 月の記憶がない

ついに1月以上更新がないままでした。 以前、長く更新が途絶えたのはこのときで、そろそろ弘前を離れることを報告しなければならないだろうけど、言いにくいし、どうしようかなあ、と、とつおいつ考えているうちに時間が経ってしまい、ちょうど、雪灯籠まつりにかこつけて思い切ってお知らせしたからだったのですが、今回は、そんなことも全くなく、単に、あっという間に1か月が過ぎたというだけの理由でした。

中間試験があり、教員採用試験があり、期末試験がある、ということで、ずっと継続的に学生さんの勉強を見たり、質問を受けたりしていて、休日出勤もしばしばで、4月からの出勤簿がこんな感じになってしまいました。6月に白いところがあるのが、前回の更新でお話した信州への出張で、それ以外はびっしり出勤せざるを得なくなってしまっていました。実習校訪問に行って大学に寄らない日はハンコが押してないですし、この他に、非常勤もしていたわけです。出勤した大抵の日は、朝 8:00 過ぎに大学に着いて、夜 20:00 の守衛室からの下校を促す放送を聞いて帰る、という 12 時間労働で、会社員でいうところの社畜とは、こういう状況なのだろうなあ、と苦笑しました。

現在勤めている教育学部全体のカリキュラムは、かなりはっきり小学校教諭向けなのですが、 数学専修の学生さん達の半数程度は中高の教員を志望していて、そうである以上、専門科目が少なくても、講義の内容も、例えば前任校と比べてなるべく下げないほうがよいだろうし、普段、ちゃんと勉強していて、こちらとしても先生になってほしいなあ、と思えるような学生さんから要望があれば、教員採用試験のための準備の相手もするし、となり、制度と現状のひずみの調整に使われてしまう形になり、へとへとになってしまいました。こういうことはうっかり個人的に背負い込むべきものではないなあ、と反省しました。

案の定、 学期末近くには体調を崩してしまいました。トシをとって体が鈍感になったのか(笑)、以前のように急激に発熱することはなくなったのですが、その分、じわじわと頭痛と吐き気が続き、それでも、その間、次の試験で高得点をとらなければ後がない学生さんに泣かれてしまっては休日出勤もせざるを得ず(笑)、完治しないままで、ぐずぐずとしていました。ここ数日、5 km 弱の徒歩での帰宅も再開しましたし、途中で寄ったコメダ珈琲の金のアイスコーヒーも美味しかったので(笑)、たぶん、良くなったのだと思います(笑)

気がつけば、空の色が濃く、鮮やかになっています。






今日は、

♪ 試験より、普通に、ポケモンが好〰き〰

という心の声が反響している教室で2科目分の試験を終え、これで、学生さん達にとって、私は用済みになりました(笑) 晴れて、夏休みだ、といいたいところなのですが、まずは、3科目分の試験と、(非常勤の分も含めた)2科目のレポートを採点して成績をつけなければなりませんし、クラス担任としての仕事も入ってきましたし、実習校に挨拶にも行かなければなりませんし、オープンキャンパスもありますし、その他の仕事も入ってきています。夏休み後半、3つほど学会と研究集会に行くつもりなのですが、それも浸食されてきて、遅れて出かけたり、早く帰ったりせざるをえず、フルの日程での滞在はできないものが増えてきました。プライベートな用事に至っては、まだ、ほとんど考えていません。

ここ数年、夏休みが始まる直前まで、目先のことに追いまくられていて、休みに入ってから、さて、これから何をしようか、と考え始める有様です。これから、業務の合間を縫って、かろうじて空いている期間に何をするか考えようと思います。とりあえず、東京ジャズのチケットはとったのですが(笑)

今年の夏は久しぶりの方々と会う予定が3つ入りました。ひとつは、大学のゼミの先輩、同級生、後輩の方々と、もうひとつは、弘前大学の卒業生で千葉在住の方々と、あとは、この3月に卒業した文教大学のゼミのOBの方々との集まりです。 期せずして、学生時代、弘前で過ごしたとき、関東に戻ってから出会った方々と会うことになります。

なかなかのコミュ障のまま世を渡ってきたのですが、そう言いながらも、いろいろな方々と出会うことが出来たのだなあ、と改めて感じます。